造成工事における瑕疵(かし)担保責任の特徴や法律など分かりやすく解説!【その5】

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民法改正のポイント5つ

改正された民法のポイントをまとめると、以下の通りです。

買主の権利

売主の帰責事由

損害賠償の範囲

権利の行使期間

権利行使・通知

では、ひとつずつ改正内容を見ていきましょう。


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1. 買主の権利

契約不適合責任では、改正前の瑕疵担保責任よりも

買主の権利が増え、買主に次の権利が認められました。

損害賠償請求権

契約解除権

追完請求権(瑕疵の修補請求権など)

代金減額請求権

無催告解除

催告解除

ポイントとして、追完請求権と代金減額請求権です。

売主は売買契約の内容に適合する物件を引き渡す

義務を負うため、買主に修補請求などの

追完請求権が認められる事になりました。

また、欠陥商品の売買では、損害賠償や解除で

解決するのではなく、代金を減額してトラブルを

解決することも多くなり、代金減額請求権が

買主に認められたという流れとなっています。

契約不適合責任へ改正されたことによって

買主が新たに2つの権利を得ることが可能です。

無催告解除権と催告解除権です。

これにより、買主は前述の権利が

認められることになりました。

下記で、それぞれの権利の内容について

分かりやすくまとめてますので解説致します。

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