山留工事の必要性は?工事の種類や費用など分かりやすく解説!【その3】

山留工事の種類とコスト

山留工事の種類

アンカー式山留め工法

山留め支保工のひとつになります。

山留めの壁内部に開けられたアンカー孔に「定着体」

というモルタルやセメントを注入していきます。

それを地盤に固定させて、定着体と引張材を

緊結させることで、内側から崩落を

防ぐことができるようにするための工法です。

地盤が固くて安定しているという前提が必要ですが

切梁を組まずに工事を実施できるため

山留め壁内部を広く使えるメリットがあります。


5.0


 

控え杭タイロッド式山留め工法

山留め壁と控え杭を「タイロッド」という

棒状の構造体でつなぐ工法です。

山留め支保工が必要なケースに採用されやすいです。

その理由として、切梁がないので施工性が高く

かつコストを抑えやすいというメリットがあります。

ただ、控え杭とタイロッドを設置するには

充分な広さが必要です。

場所打ち鉄筋コンクリート山留め工法

山留め壁の範囲に穴をあけ、そこに鋼材などを

立て込み、場所打ちでコンクリートを

流し込んでいく工事方法を、場所打ち

鉄筋コンクリート山留め工法といいます。

メリットとしては、山留め壁を建物の一部に

することが可能なことや近隣の地盤沈下リスクが

低いこと、止水性が高いことなどがあげられます。

ただ、コンクリートを場所打ちするので

養生期間を確保しなくてはならないという理由から

工期はどうしても長くなります。

水平切梁工法

山留め壁だけでは支えられない土圧や水圧を

突っ張り棒のように支えられるようにします。

切梁・腹起し・火打材によって構成されていて

地盤の状態や掘削の深さ、敷地の広さといった

条件に左右されにくいのが特徴です。

そのため、山留め支保工の中では

最も一般的な工法であるといえます。

オープンカット工法

地盤の安定勾配をそのまま

利用するのオープンカット工法。

そのため、山留め壁の設置は必要ありません。

直角以外の角度をつけて斜面上にすることで

掘削作業時に崩落が発生するのを防ぎます。

「掘削が浅い」「掘削部分の周りの敷地が広い」

「地下水が少ない」という3つの条件をクリアして

いる場合は、この工法を適用することができます。

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