造成工事における生コンクリートのミルシートを分かりやすく解説します!【その3】

ミルシートとは

ミルシートの記載内容5:検査方法

ミルシートの記載内容5つ目は、検査方法です。

鋼材の化学成分値や機械的性質に

関する検査方法はJISで規定されています。

それぞれの手順に沿ってテストピースを準備し

試験機にかけ、実測値が規格値の範囲内に

収まっていることを確認して合格となります。

検査方法のJISの参考例は、JIS Z 2241

(金属材料引張試験方法)、JIS Z 2248

(金属材料曲げ試験方法)などとなります。


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ミルシートの記載内容6:製品情報

ミルシートの記載内容6つ目は、製品情報です。

出荷される鋼材は製造単位ごとに

製品情報が記載されます。

1つの製造単位は、「製造番号」あるいは

「ロット№」で示されます。

製品情報の内訳は、製造番号(ロットNo.)ごとの

出荷鋼材の「JIS適合コード」・「品名」

「寸法」・「長さ」・「本数/重量」などです。

これら製品情報ごとに「化学成分」

「機械的性質」が記載されることになります。

ミルシートの記載内容7:化学成分

ミルシートの記載内容7つ目は、化学成分です。

記載される主な化学成分は、炭素「CJ・ケイ素「Si」

マンガン「Mn」・リン「P」・硫黄「S」などです。

これらの含有量の上限値はJISに規定されており

例えば鉄筋の場合は「JIS G 3112」に定められています。

各成分の検査の実測値とJISの上限値が対比して記載され

実測値がJIS規格内に収まっていれば合格となります。

ミルシートの記載内容8:機械的性質

ミルシートの記載内容8つ目は、機械的性質です。

これも化学成分と同様にJISに規定されており

性質値の上下限が定められています。

引張試験の降伏点強度・引張り強さ

伸びや曲げ試験の曲げ角度などが記載されます。

特に降伏点強度は鋼材の伸びと塑性化に係わる重要な

数値となります。各機械的性質の実測値が

JIS規格内に収まっていれば合格となります。

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