擁壁工事とは?
擁壁工事とは? なぜ必要なの?
擁壁工事とは、高低差のある土地の斜面が
崩れないように斜面を安定させるための工事です。
鉄筋コンクリートやコンクリートブロックなどで
斜面を壁状に覆い、土砂が崩れるのを防ぎます。
もともとあった崖だけでなく、土地を造成する際に
切土や盛土によって土地に
高低差が生じる場合も同様です。
高低差のある土地は、高い方の土地の上に載る
建物の荷重、地震、土の中に溜まった雨水などの
水圧など、さまざまな圧力がかかるため
斜面が崩れやすくなります。
そのため斜面の土を留めるための土留めが必要であり
擁壁とは土を留めるための壁状の構造物を指します。
斜面の土を留めるのが土留めで
土留めのための壁状の構造物が擁壁です。
擁壁工事の種類は?
擁壁に種類はある?
擁壁の素材には鉄筋コンクリート
コンクリートブロック、石の3種類がありますが
一般的なのは鉄筋コンクリートで
擁壁をつくる方法です。
鉄筋コンクリート擁壁は構造計算がしやすく
擁壁を崖に対してまっすぐに立てやすいので
敷地を有効に使えるからです。
一方で、コンクリートブロックや石を積んで
擁壁をつくる方法は、一般的に
鉄筋コンクリート擁壁よりコストは安くなります。
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